法要の終わりとして海洋散骨で海に還る
最近は、海洋散骨を選ばれる方で、年忌法要から海洋散骨へ切り替える方がスタンダードとなりつつあります。
「そもそもどこまで供養をすればよいか」という疑問、
「仏式だと五十回忌、神式ですと10年毎に続く式年祭って負担がかなり重い」、というご意見、
「もう十分供養したし、どうせ合祀墓に入れられるなら、海に還る海洋散骨にして、年忌法要を切り上げたい」というニーズ、
から来ていることだと思われます。
もはや御遺族にまかされた供養のカタチ
法要・法事といえば、お寺や神社にお任せという方も以前は多かったのではないでしょうか。
もしくは親戚の法事に長けたご親族が取りまとめをしているとか。
正月や夏場のお祭り、安産祈願、はたまた観光ツアーに組み込まれる以外に、現代において馴染みがなくなってしまった、お寺や神社。
法要営業をしている僧侶まで現れる、いわいる「葬式仏教」と揶揄されるにまで至ってしまいました。
もはや、ご葬儀と初七日や十日祭が一緒に行われることもスタンダードになりつつありることが、法要の御遺族への負担を表しています。
そもそも仏教における法要はもともとこの49日間、7日ごとに追善供養をするだけでしたが、儒教の教えの要因で年忌法要をすることになったといわれております。
どこで、年忌法要や式年祭を切り上げるかということが、昨今のご家族の問題になっていることもうなずけます。
海洋散骨はマリン葬と自然に還るご葬儀
弊社における海洋散骨では、宗教宗派と問わず、またご家族のタイミングにお任せしております。
いわいる海洋葬(マリン葬)として、自然に還る供養をさせていただいております。
また、年に1度、任意参加の海洋散骨合同供養会も開催を予定しており、決して故人さまの供養をないがしろにするものではありません。
高知県内在住の方だけでなく、高知出身だから、高知に縁があり、高知が好きだったなど、全国からご依頼が寄せられております。
「いつまでも残された者に供養を強いることを故人や先祖が望んでいたか」
もう答えはでているような気がしております。